三朝大橋の完成を祝う〜昭和九年〜
三朝大橋の完成を祝う
〜昭和九年〜
昭和九年、三朝大橋の完成を祝う町民の様子
和装にカンカン帽の男性、日の丸の小旗を持ち整列する小学生、小さい子を抱え遠巻きに見る女性の姿。昭和初期の写真です。
三朝橋は三徳川(三朝川)に架かる橋、昭和9年に作られた青御影石造りの風流あふれる橋です。
近代日本を代表する建築家の一人、武田五一の設計。
橋上には擬宝珠高欄、春日燈籠を設けるなど木橋を意識したデザイン。
登録有形文化財として登録されている。
現在は三朝大橋の名で親しまれ、三朝温泉のシンボル的な存在です。
この橋のたもとには三朝温泉名物の「河原温泉」があります。
温泉街を流れる三徳川は美しく澄んだ清流。
三朝大橋の周辺、初夏にはカジカ蛙の透き通った声やホタル鑑賞が楽しめる。
春日灯籠
河原温泉
清流 三徳川