三朝温泉街の理髪店 梶川さんから電話。
梶川さん 「NHKの朝ドラ見てる？」
わたし 「見たり見なかったりだけど」
梶川さん 「三朝ゆかりのヒトが登場してんだよ」
役名は竹元教授 新進気鋭の建築家 竹元勇三。
こんな感じの ひげのヒト
学生時代の悠太郎に大きな影響を与えることになる
エキセントリックな性格で、欧米かぶれの竹元教授。
この竹元教授のモデルとなった人物が武田五一教授
本物はこんな感じの ひげのヒト
似ているような似てないような。
武田五一教授こそ 梶川さんのいう「三朝ゆかりのヒト」です。
三朝川に架かる橋、南詰めには河原風呂
三朝温泉のシンボル 「三朝大橋」の設計者です。
和装にカンカン帽の男性、日の丸の小旗を持ち整列する小学生、
小さい子を抱え遠巻きに見る女性の姿。昭和初期の写真です。
また当館のお隣の旅館 万翠楼の設計者でもあります。
橋と旅館を一体のものとして設計し、特徴ある三朝の景観を作っていました。
※現在の万翠楼には武田五一設計の外観部分は現存していません、
五一設計の旧茶室を湯上がり処として今も皆様にご利用いただいてますとの事です。
さて、この三朝橋のたもとには三朝温泉名物の「河原温泉」があります。
これからの季節、降雪時は雪見露天が楽しめます。
三朝にお越しの際はぜひご覧になって、昭和の建築家 武田五一を思い起こしてくださいませ。
ネタ提供：梶川理髪館さん
参考：三朝薬師の湯 万翠楼さん
