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むかしむかし、大久保左馬之祐(おおくぼさまのすけ)ちゅう源義朝の家来が
主家再興の祈願をするため三徳山にお詣りになった。
その途中、ごっついくすの木の根株に年ぃとった白い狼がおるのを見つけ、
すぐに弓で狼を討つってしなったが
「まてよ殺生はならんぞ」
と思いなおし、見逃してやんなっただっていな。
そしたらその夜うさ、妙見菩薩が夢枕に立ちなって、
使わしめである白狼を助けてごいた礼だと言って
「かの根株の下からは湯が湧き出ている」
と教えてごしなった。
それからずうっと三朝の湯は、
こんこんと湧いて八百五十年にもなっとるちゅう事だっていな。
これが三朝温泉白狼(はくろう)伝説って言うだっていな…
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唐突でしたが、白狼伝説を紹介いたしました。
大久保左馬之祐が白狼を助けた場面を再現した銅像が
当館から約8分の「株湯」にあります。
それから、とだえることなく三朝の湯は沸き出てるのですね。
お湯が発見されて今年で850年
三朝温泉では現在、850年を記念した夏まつりの真っ最中。
夜には縁日あり、花火あり。
三朝温泉をお越しの際にはぜひお出かけしてみてください。
≪開湯850年記念関連プラン≫
・【三朝温泉開湯850年】三朝温泉夏まつり☆花火と縁日☆夏休みファミリープラン
・【週末限定】花火の見える客室で過ごす三朝温泉