本日、いつものように玄関でお客様のお見送りをしておりますと、
隣にいたフロントの女の子が、
「Yさん(私)、三朝川に何か浮いてます!」と言って対岸を指差します。
生粋のみささっこである私にはすぐに正体がわかりましたが、
知らない人はまあ不思議がると思います。
ちなみに、近くに寄ってみるとこんな感じ
上流から流れついたゴミが溜まっているわけではありません。
実はコレ、前日このブログでご紹介した「花湯まつり」の大綱引きに使う
巨大綱の原材料「藤かずら(藤の木の蔓)」なんです。
参照:「依山楼岩崎だより 11.4.19 更新分」
生木ではとても編みこめないので、しばらく川に浸けて柔らかくしているところです。
この大量の藤かずらから、あの巨大綱が出来上がるんですねー。
綱編み作業の様子はコチラ→「依山楼岩崎だより 10.5.3 更新分」
何年か前には川につけている途中、大雨が降ってかずらが全て流れてしまい、
大変なことななったこともあるようです。
いろいろな苦労と工程があって、あの巨大綱は出来上がります。
花湯祭りでご覧になる際は、ちょっと思い出してみると面白いかも知れませんね。