豪華な洋館から昔懐かしい駄菓子屋さんの風景まで．．．．
このたび、４月２５日～５月２４日の３０日間、三朝温泉のお隣：倉吉市の【倉吉博物館】にて
『ドールハウス展　～小さな夢の世界～』
と題し、さまざまなドールハウスが展示されます。

今回、展示されるのは国内外で活躍する７名の作家にスポットを当てており、本場：欧米の作品から、日本で発展した「和風ドールハウス」、電光装飾や建築技術など多彩なジャンルの作品約８０点が展示されます。
それに加え、開催地・倉吉や三朝温泉を題材にした作品も展示されるようです。
倉吉博物館は打吹公園の中にあり、期間中はつつじが咲いていると思います。
また、すぐ近くには【赤瓦・白壁土蔵群】があり、落ち着いた風情のある街並みが残されております。
博物館とともに、緑豊かな打吹公園、赤瓦・白壁土蔵群を歩かれてはいかがでしょうか？

ここで少し、ドールハウスについてのお話・・・
まず、「ドールハウス」と聞いて
「ドールハウスって人形のためのミニチュアでしょ？」と思われている方も多いはず。
私も調べてみるまではそう思っておりました。
しかし、調べてみるとこの考えは、「ドール」を人形と訳した誤解によるもの。
「ドールハウス」の「ドール」とは「小さい」ことの比喩に使われているのです。
ドールハウスはあくまで家（風景）が主体で人形は脇役！人形は居なくてもかまわないのです。
そして「手作りであること」・「作者の意趣が加えられていること」・「遊べること」が条件。
「遊べる」と言っても、触って大丈夫程度のことのようですが、映画のセットのように『見せるだけ』では小さな家であってもドールハウスとは言えないようです。
以前から興味のある方、興味のない方でもぜひ一度ご覧戴き、ドールハウスの夢の世界をお楽しみくださいませ。
≪開催要項≫
　　　◇期間：平成２１年４月２５日（土）～５月２４日（日）　※３０日間、開催中無休
　　　◇開館時間：午前９時～午後５時（入館は午後４時３０分まで）
　　　◇会場：倉吉博物館（倉吉市中ノ町3445-8）【周辺地図はこちら】
　　　◇問いあわせ：倉吉博物館　TEL0858-22-4409
　　　　　　　　　 　　　日本海新聞中部本社営業事業部　TEL0858-26-8340
　主催／倉吉市、新日本海新聞社