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2008.08.23
芸術の秋  第7回 菅 楯彦大賞展

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8月も残すところ一週間余りとなりました。
まだまだ残暑も厳しいですが、少しずつ秋の気配も感じられるようになりました。
さて、秋と言えば食欲、スポーツ、そして芸術の秋です。
倉吉市が生んだ日本を代表する歴史風俗画家「菅 楯彦」
その偉業を讃えて開催された「第7回 菅 楯彦大賞展」が、生誕の地倉吉市にやってきます。
当館からもほど近い倉吉博物館で9月6日より開催されます。
当館にもゆかりの品が多数遺されています。
この秋、10月より依山楼岩崎1Fの ぎゃらりぃ岩崎 で氏の作品展を開催予定です。
普段なかなか目にする機会のない一流の芸術に触れる絶好の機会です。
是非一度、足をお運び下さいませ。
「第7回 菅 楯彦大賞展」
期間:9月6日~10月5日
場所:倉吉博物館
時間:9:00~17:00(入館は16:30迄)
料金:大人600 大学・高校生300 中学生以下無料


菅 楯彦(すが たてひこ)
1878年(明治11年)~1963年(昭和38年)
鳥取市に生まれる。父の盛南は画家で、絵の手ほどきを父からうけ独学で画を学ぶ。写生を基本にして独白の画風を形成し、別に、舞楽、国学、漢学など帥について学んだ。昭和53年、倉吉市名誉市民となる。
浪速風俗画と歴史画でその名を残している菅楯彦の出身地である倉吉市。同市にある倉吉博物館では、菅楯彦がライフワークとした浪速風俗画を顕彰するため、伝統的主題である風俗画の現代におけるその取り組みを課題とした《菅楯彦大賞》を設定している。